CONTACT

一般社団法人地域女性プロ摂理地ジェクト協会に寄せて

私のプロジェクトに対する思いとこれまでの歩みを少しお話させていただきます。
みなさまにとっても身近な「食」の楽しみを、一緒に味わえますと幸いです。

競技人生を支えた「食」への意識

2歳半からスイミングをはじめ、バスケットボール、競泳、陸上と小学生から取り組んで来ました。
高校2,3年ではレーシングカヌーの国体選手として全国大会に出場した経験もあります。

幼い頃から競技人生を歩んで来た私にとって身体づくりのひとつである「食」への意識は他の同世代の子とは違った感覚を持っていました。

元々、私の母が栄養へのこだわりが強く、「これは○○という栄養があって、身体に〇〇という効果をもたらしてくれるのよ!」と、幼い頃から何気なく教えてくれていました。
今思えば、それだけ食べることに心を注いでくれていたことを有り難く感じます。

普段から口にするものに意識を配っていたこともあり、遠征先でもスーパーに立ち寄りグレープフルーツなどを買って、合宿先で食べるような学生でした。愛用のナイフを持ち歩いていたくらいです。

また試合当日までの体調管理と食事制限にもこだわりを持っていました。
試合前の調整として1ヶ月前から炭水化物制限を行い、タンパク質を摂取し、試合の1週間前から制限していた炭水化物をしっかり摂ることで、筋肉の中にある「筋グリコーゲン」が通常よりも倍になり最後のラストスパートを追い込める指導を受けました。

私たちは食べるものから身体が作られているからこそ、この方法を積極的に取り入れていた学生生活でした。
ストイックさも私の中にある強さの秘訣だったのかもしれません。

その甲斐もあり、大きな怪我をすることなく健康的にスポーツ選手としての競技人生を過ごすことが出来ました。私の「食」に対する意識は、母からの教えと、競技人生で学んだ「食=身体作り」がベースにあります。

0歳から80代までレッスンした日々から学んだこと

高校を卒業した後は、全国展開をしているセントラルスポーツ(宮崎)にて指導員となりました。
日体大への推薦も決まっていましたが、進学を決めるタイミングで両親の離婚が重なり、進学を諦めることにしました。

19歳までに日本赤十字水上安全法救助員を取得、その後、全国どこにいても生きていける資格と技術を持ちたいと、C級スポーツ指導員、日本エアロビックフィットネス協会公認インストラクターの資格を取得しました。

セントラルスポーツで指導員をしていた頃は、0〜80代まで、マタニティの方や産後ケアの方まで、本当に幅広い生徒さんに触れて来ました。

その中でも、特に平日のお昼間に通われる奥様方のレッスンをしていた時のことです。
通われる理由は「時間があるから」「産後のダイエットのため!」などそれぞれありましたが、お話を聞いているうちに、子供を産む前、そして産んだ後の体調や体質の変化で悩まれている方が多いという現実を知りました。
そして、それらの悩みは、「食」の改善によって、ケアに結びつくのでは?と考えるようになりました。

そんな私も子どものアトピーに悩んでいた時期がありました

私には4人の子どもがいますが、長男・長女が生まれた頃は私自身にも余裕がなくコンビニのおにぎりを食べさせていた時期がありました。気づけば子供たちは二人ともアトピー性皮膚炎になっていたんです。

アトピーで悩まれている方は経験があるかもしれませんが、皮膚科はいつも混んでいてなかなか思った時間に予約が取れない状況もあり、病院に行くのも一苦労。

寝ている間に掻きむしってしまう子供たちを見て「このままでは良くない!食事を見直して、生活環境を改善していこう!」と決意しました。

その時から、ご飯とお味噌汁。小麦などを控えたり、本当は身体によくないもの(牛乳)などをできる限り摂らないような食生活に変えていきました。もちろん私の手作りです。

今では子どもたちのアトピーは治り、肌も綺麗になりました。

本腰を入れて取り組むのは大変でしたが、やはり子どもたちのため、何ができるのか?を追求できたことは本当によかったと思います。 同時に、この大変さ乗り越えられるような「食」のサポートが出来ればと考えるようになりました。

農業を継承し、菌床の持つ魅力に出会う

私の実家は柳川にあります。実家が農家をやっていたこともあり幼い頃から「食を生み出す」という暮らしをしてきました。
いつかは私も「農業」を生業として、「生産者」となってみたいと思っていました。
昨年10月。ずっと探していた「菌床」に出会いました。

しいたけの菌床って本当にかわいいんです。
大きさとしては食パンの一斤分くらいなんですが、人が触れたところから反応して生え始めるんです。
それくらい刺激に繊細です。

これだけ人の手の影響を受けるからには、
「菌床に触れる人が良い状態であり」
「クラシック音楽や楽しい音楽を流して、菌床を心地よい状態にして」
「優しい気持ちでしいたけに触れて採取する」
これを自身の手で関わって出来たらどれだけ素晴らしいことなのだろうか…と、これはもう私がやるしかない!そう思いました。

ちなみに、10日ほどで一気に成長していくしいたけですが、本当に見ているとかわいいんです。
ひとつひとつに生命力があり、個性があり、見ていても本当に飽きない。
この成長を見るのは子供だけでなく、大人もきっと楽しめる!と確信をしています。

これまでの出会いと経験をもとにプロジェクトチームが発足

私はこれまで、ウェディング業界に24年間関わってきました。
その中で本当に素晴らしいシェフや料理人の方に出会い、その度に彼らのプロフェッショナルな姿に影響を受けて来ました。

彼らは「食」にこだわりを持ち、「食材」への意識、そしてそれらを美味しく食べてもらうことに対する意識は誰よりも高く、私は彼らの思いをもっと多くの人に届け続けたいと考えてきました。

また、私が関わるプロジェクトであれば、ただ食べるのではなく栄養管理師によって栄養バランスを整えられた料理にすることで味わう楽しみだけでなく、身体を内側からサポートする食事を作っていきたいと決めていました。
今回のプロジェクトにあたって、私の大切なメンバーがプロジェクトに参加してくれました。

「食」を通して実現したい世界

私は人一倍「食べる」ということを大切にして生きてきた人間です。

美味しいものをほんの少しだけ食べることに幸せを感じると同時に、生産者の分かる食材を本来の味わいを楽しみながら食べることもまた幸せを感じます。

忙しい日々の中で、手を伸ばせばコンビニがある、便利になったとはいえ、本当に身体が喜ぶものを意識して食べている方は減ってきているのではないでしょうか?
最近、心と身体が喜んだ食事をしたのはいつでしょうか?

せっかくなら「生産者」が分かり、どのような思いで育てられてきたか、そして、プロフェッショナルな料理人と栄養管理師によって監修された料理が、もっと気軽に、楽しく食べられることが出来たら、そんな製品をどんどん作っていきたいと思い「柳川プロジェクト」を立ち上げました。

育ち盛りのお子様にも美味しく食べられるものを。
忙しくしているお母さんたちが安心して食べさせてあげられるものを。

私は、食材から、あなたの元に届くまで責任を持って大切にお届けしていきたいと思います。

最後に

実は3年前に立ち上げようと思ったプロジェクトがありました。
それは、発達障害を持つ子どもたちを放課後に受け入れる場所を作るというプロジェクトでした。4LDKくらいの家を借りて、近くの公園やグラウンドで勝って楽しい、動いて楽しいというスポーツを教えながら、できなかったことができるようになったことで育まれる自信や喜びの種を育てていきたいと思っていました。

同時に、そこには「食」を楽しむきっかけを作り、子どもたちが自然と「食べることに興味を持ち」「食べる楽しさ」を感じられるような場所を作りたいと思っていました。それは、「今日!こんなのを食べたんだよー!」という、何気ない親とのコミュニケーションのきっかけづくりにもつながると考えていたからです。このプロジェクトもまた実現していきたいと思います。

食べること、生きること、その全てを見守りたい、関わっていきたい、
安心なものを食べられることの幸せ。
子供たちにも、育てるお母さんたちにも美味しいものを食べてほしい。
それが今の私の願いです。

「柳川プロジェクト」を通して、ひとりでも多く

の方の手元に商品を届けたいと思っています。
製品開発を現在行なっています。
ぜひ製品開発を見守ってくださる方は、こちらの賛同プロジェクトにご参加ください。
菌床を育てている写真や製品開発ストーリーをお届け致します。

それでは、あなたの元に一日でも早くお届けできるように山田がんばりますよー!!

いつもありがとうございます。

プロフィール

2歳半からスイミングをはじめる。バスケットボール、競泳、陸上と小学生から取り組む。
高校2,3年ではレーシングカヌーの国体選手として活躍。日体大からの推薦が届くも親の離婚にて大学進学を断念。宮崎県のセントラルスポーツにて指導員となる。19歳までに日本赤十字水上安全法救助員を取得、その後、全国どこにいても生きていける資格と技術を持ちたいと、C級スポーツ指導員、日本エアロビックフィットネス協会公認インストラクターの資格を取得する。
現在は、ブライダル事業、飲食事業など、2つの会社を経営しながら、4人の子育ての真っ最中。(22歳、16歳、8歳、6歳)バイタリティ溢れる彼女の活動に男女問わずファンが多く、経営する薬院のBarには彼女を求めて訪れるお客様が後を絶たない。
今後はこれまでの経験を活かし「柳川プロジェクト」という活動を通して、食育の大切さ、そして親子の食コミュニケーションにフォーカスを当てた事業を展開していく。